上品な人になるために知っておくべき最初の大原則とは?
書籍やSNS、また動画配信サイトで「上品なバックの持ち方」「上品なしぐさ」といったタイトルで、上品になるためのコツやハウツーが取り上げられているのをよく目にします。
それだけ多くの人が「上品になりたい!」と感じているのだと思います。
しかし、情報が多すぎるあまり何をすれば良いのか分からなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
そうした中で、上品な人になるための大原則をお伝えできればと思います。
私が、身の回りの方や女優さんなどで上品だと感じる方を観察して得た結論は、
「全ての人や物に愛情を注ぐこと」です。
敬意を払っていると言い換えても良いかもしれません。
仕事で関わる方、お店の店員さん、友人、家族といった「人」に対してだけではなく、鞄、スマホ、椅子、食べ物、など「モノ」にも愛情を注いでいるのです。
「愛情を注ぐ」という大前提は、上品になるためのハウツーの全ての原則であると思います。
例えば、上品になるために「音を立てないよう丁寧に物を置きましょう」というルールがあるとします。
もし、その物に対して愛情があればこれは自然なことだと思いませんか?
自分が愛情を注いでいる物なので、粗雑に扱ったり乱暴に置いたりせず、大切に、丁寧に扱うでしょう。
愛情や敬意を持っていることが、行動として「丁寧に扱う」と現れているだけなのです。
この大原則をしたないまま、行動として現れる表面的なハウツーを学ぼうとすると混乱してしまうかもしれません。
上品になるためのハウツーや行動について学ぶことはとても素敵なことだと思います。
その際に「愛情を持つ」ということを根本として持っていると、ハウツーがより自分自身のものとして染み込んでいくはずです。